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W条約締結国が発給した資格証明書(同条約の?U/4或いは?V/4規則の用件を満たす者に限る)を受有している甲板部あるいは機関部職員]を含む外国人乗組員14〜13名の配乗が、また定員数6〜7名ではSTCW条約職員を含む外国人乗組員14〜13名の配乗が原則として義務づけられている。
平成9年1月31日現在混乗近代化船62隻の配乗体制は次のとおりである。

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これら混乗近代化船を含む近代化船において外国人船員は919名、日本人船員は901名が配乗され、全乗組定員の50.5%を外国人船員が占めるようになり、近代化船においても混乗船が主流になり外国人船員の技術面及び管理面の指導の重要性がますます大きくなってきた。

 

(3)日本商船隊の現状
我が国商船隊の総隻数は平成元年以降概ね2,000隻前後で推移してきたが、厳しい経済環境等に起因する国際競争力の低下により、日本籍船の占める割合はこの7年間で隻数で26%から10%へ、船腹量で40%から22%へそれぞれ減少している。

 

我が国商船隊における日本籍船・仕組船・単純外国用船の割合

 

?@日本商船隊の隻数の推移

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?A日本商船隊の船腹量の推移

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